2021年9月23日5 分
月刊サンKスポーツ 2021年9月号
【大成日誌vol.9 『同じ想いで戦う』】
サポータークラブの皆様こんにちは!!
一気に朝と夜に秋らしさを感じる様になりました。
個人的には11月生まれなので秋はとても肌に合うのと、K-1甲子園決勝(2016、2017)の季節を思い出しとても気が引き締まる思いになるので好きです。
この実りの秋の始まりに、3Kでは競技面以外にも面白い試みが2つございます。
1つは、新しいオフィシャルウエア販売です。
今回も、拘りが多くスタイリッシュなデザインでファイターカラーとセコンドカラーに分かれております。
そして前回との違いは胸に大きなロゴで『ORTHO』の文字が。
そう、TEAM3Kのオフィシャルパートナーでありトップパートナーであるオルソグループのロゴを掲載させていただきました。
簡単にただ、載せるのではなく皆さんお気付きのように説明されるまで気付かないほどスタイリッシュなデザインで企業様ロゴを掲載させていただいています。
あくまでこのウエアを着たいと思う選手の為、購入してくださるファンの為。
そのベースにこれまで応援してくださる企業様の存在もプラスして今回のウエアは僕たちにとって新しい形のスタートとなります。
そして、要望が多かったハーフパンツの取り扱いもスタート!!
これもとても嬉しく大きな一歩です!
格闘技業界でも選手ウエアを出されたり、ジムウエアを出されたりする所は数多くございますが、企業様のロゴはそのまま貼り付けただけであったり、試合の時には良いものの普段使いがし辛いデザインであったりすることも少なくありません。
僕らが目指すところは、3KがNBAやメジャーリーグの各球団やサッカーの有名クラブのように、街に僕らウエアが溶け込んでいる世界観。
企業ロゴなどを掲載しながらも、“着る人たちの方々の顔"を思い浮かべながらデザインに拘って作成する。
それは僕らが試合の時に皆さんがそのウエアを着ている姿から勇気をもらい力に変えられるからでもあります。
試合の時というのは、実は皆さんが想像している100倍僕達は皆さんの事が見えていますし、声も聴こえています。
会場でウエアを着てくださっていたら嬉しいですし、SNSで着ました!という投稿を見ても本当に嬉しいです!
面白い試みの2つ目は月末に行われるファンミーティングです!
今回は更にパワーアップして企画に目を通しただけでも楽しんでいただけそうと今からワクワクしています。
ジムで行うので僕は凄くドキドキですが…(汗)
是非皆さんも奮ってご参加いただけたら嬉しいです!
ウエアは皆さんの顔を想像しながら。
ファンミーティングは実際に皆さんと顔を合わせながら。
試合は僕達が皆さんへ勇気と元気を与えながら。
この回り回るサイクルを大切にしながら。
実りの秋の始まりである9月を大切に過ごしていきます!
沢山のファンの方々の顔を思い浮かべながら、実りの秋が勝利の冬になるよう精進致します。
これからも更なるご声援宜しくお願い致します!
近藤大成
【ワールドクラスのパフォーマンス】
こんにちは!奈良坂です。
皆さんは先日のよこはまつりでのK-1ウェルター級王者決定トーナメントご覧になりましたでしょうか?
今回魁成は欠場となってしまった本大会、私はABEMAで複雑な想いで見届けさせていただきました。
結果は下馬評通り、野圦選手が3戦全試合KO勝利で見事トーナメント制覇を果たし王座戴冠。
野圦選手が見せた紛うことなく世界レベルのトップパフォーマンスに一視聴者として感嘆させられながらも、本来皆でいるべき大会会場にいられないことの悔しさを噛み締めての視聴でした。
勿論、当日会場で大会を観戦した魁成選手が誰よりも強くその想いを胸に抱いている筈です。
拳の怪我のリハビリもいよいよ最終盤。燃える想いをここからの戦いにぶつけてくれることを期待しましょう。
さて、少し個人的なお話ではありますが、先日格闘技ドクターの二重作先生が主催されるスポーツ安全指導推進機構の講座とテストを受講させていただきました。
スポーツ安全指導推進機構
https://sportssafetyinstruction.jimdosite.com/
こちらはどういう内容のものかというと、スポーツを実践する上で選手たちを守るべきに必要な知識を学びアップデートするという趣旨のもので実はTEAM3Kでは僕だけでなく大成さんも以前受講されているもので、主催の二重作先生の掲げる格闘技を医学的見地から分析し最大限の安全を講ずるべく訴えていくという活動のフィロソフィーは、TEAM3Kの哲学とも非常に近しいものです。
(二重作先生は僕自身サッカー関連の共通の友人から面識があったのですが、TEAM3Kのトップパートナーであるオルソグループの代表の鞆先生とは医師を志して学んでいた学生時代のまさかまさかの同級生だった(!?)、実はTEAM3Kとは非常に縁のあるお方でもあります。)
近藤三兄弟が行ってきたこれまでの格闘技の技術を高めるトレーニングに加えて、トレーナーの皆さんとフィジカルや栄養など身体そのもののパフォーマンスをあげるための取り組みをチームでは続けています。
「健康のため」という目的ではなくプロレベルで格闘技に取り組むことは本来怪我をしにいくようなものです。
環境面では勿論、選手のパフォーマンスを高めていく上で最も危険な競技を安全な方法は、負けないこと、攻撃をもらわないこと、即ち強くなることにも繋がっています。
実績十分ながらも相手をなかなか倒せないとこれまで多くの批判にさらされてきた野圦選手が、丁度今大会これまでにないレベルでフィジカル的にも仕上げてきて「心・技・体」揃った爆発的なパフォーマンスで示したことで、やるべきこと、そして超えるべき指標を改めて明確にもしてくれました。
他の人には出来ないその『動き』でその競技を知らない人にでも、真のワールドクラスは感動をもたらすことが出来ます。
TEAM3Kの選手たちにも格闘技を見たことが無いような人を驚かせられる動きを、そういった選手が育つような環境作りを今一度気を引き締めて取り組んでいきます。