2022年9月23日4 分
月刊サンKスポーツ 2022年9月号
【大成日誌vol.22 『夢の先には夢がありました。』】
サポータークラブの皆様こんにちは!!
いよいよ明日24日に迫りました。
Krush.141
今回の記事はこの大会に出場する山口翔大選手と瑞貴選手について思う気持ちを書かせていただきたいと思います。
皆さんは、大人になって『挑戦』した事、している事はございますか??
私が山口選手と瑞貴選手に思う気持ちはまさに『挑戦』です。
大人になればなるほど、自分の役割や、進む道が見えてきます。
なので挑戦ではなく応戦。
挑むのではなく応えるフェーズに入る時期があります。
プロの選手は、これを両立し挑み続け応え続ける。
簡単にできる事ではないからこそだとプロです。
山口選手も瑞貴選手もプロデビューされた時期としては遅めです。
K-1甲子園の存在が大きくなってから明らかにプロデビューの年齢が若くなっている時代の中で信念があるからこその決断と思います。
その信念はどこまで到達できるのか。
代表である私はより一層頑張らないといけません。
山口選手が掲げるフルコンタクト空手最強を証明し、よりメジャーへ。
フルコンタクト空手界で一番強く、一番背負っていらっしゃった山口選手のこの挑戦はなみなみならぬ覚悟です。
所属されていた白蓮会館様の象徴である『白い蓮』のように。
K-1という舞台でも必ずやり遂げて下さると信じています。
K-1で戦いますが、やりたい事は『フルコンタクト空手』の証明なのでK-1は、やりません。
K-1でも『フルコンタクト空手』で戦いチャンピオンになるという事は難しいですが山口選手にしかできない偉業です。
そして瑞貴選手を突き動かす情熱をチャンピオンという形にする為。
毎日トレーニングで話すたびにこんなにも格闘技が好きな人が、夢に対して嘘をつきたくない人がいるんだと感心しています。
瑞貴選手とは、これから更に掲げるものを一緒につくり共有していきたいと思っています。
私と年齢が近い山口選手と瑞貴選手の挑戦。
是非応援してください! 宜しくお願い致します!
【突き動かすもの】
こんにちは。奈良坂です。
明日のKrush.141では、山口選手と瑞貴選手が登場。
トーナメントとオラオラ色が強い今回の大会ですが、大会序盤戦がTEAM3Kは勝負の場です。
どちらも外せない勝負であるのは勿論ですが、チームとしてもこの2試合は勝ち負け以上に重みのある試合です。
ジムが出来て多くの選手が入っては来たものの3Kの選手たちは全体的に若く、出来立ての歴史のないジムでは、時に先を示す存在や在り方を示す存在というものが求められます。
瑞貴選手はまだ25歳とは言え、ジム全体の中では山口さんと合わせて年長組。
しかしどちらの選手も本当に新人かというくらいの姿勢で、誰よりも練習する、やり切る、という部分で花丸を上げたくなるような日々を過ごしてきました。
遅咲きのデビューを果たした瑞貴選手は、自分には時間がないと必死で頑張るのもある意味当然ではあるのですが、それに加えて自分の格闘技への情熱に真っ直ぐに向き合い、過ぎた時間を嘆くのではなく今ある時間を最大限に活かしてポジティブなエネルギーを発信しつづけてくれています。
空手で世界チャンピオンになった山口選手ですらその姿勢は同じく、30歳超えてのK-1参戦でもあるため、1日1日を燃えるように過ごしています。
ベルトを掴むための時間を計算すれば、残されている時間というものは思った以上に多くはありません。
空手とキックボクシング、勿論その二つは同じではありません。
その違いを受け入れて、その中でも空手を、山口翔太を表現するためにキックボクシングを0から吸収し日々を送ってきました。
実績もある選手、自分達よりも年長者の選手がこうして日々本気の姿を見せ続けていることの積み重ねが、今3Kのジムの在り方を作り始めています。
目の前でこんな姿を見せられたら自分もやらないわけにはいかないですからね!
謙虚、感謝、敬意。
一歩間違えれば謙遜となりかねない3Kのモットーですが、それを曲げないためにはまず何より自分の内なるものに真っ直ぐでなければいけません。
11月24日はそんな2人の選手が共に並ぶ興行です。
大会そのものとは異なるカラーとは違うものかもしれませんが、彼らが吹かせる爽やかな熱情の風を是非感じてください!