2023年2月12日4 分

【SC限定】MAGAZINE3K vol.25

こんばんは。TEAM3KのGM奈良坂です。

今年もスタートして早1ヶ月以上が経ちました。

皆様の2023年は今のところどんな年になっていますでしょうか?

今回よりSC限定記事のタイトルを『MAGAZINE3K』とリニューアル致しました。
 
基本的には今まで通りの毎月リリースとしますが、どちらかと言えば大事な大会や試合前の前後など、伝えたい時に伝えたいメッセージを届けることにより重きを置いた媒体にしていきたいと考えています。

さて、1月には大成代表より動画で皆様にご挨拶をさせていただいたので、今号は僕一人での担当になります。

そんな今号では、少しばかり3Kの2023年の展望を。

まずは、なんといってもお待たせしている拳成・魁成の復帰戦ですね。

やっと、やっと、やっっっっとの思いで発表させていただきました。

僕らとしても正直長い長い時間でした苦笑

本当に大変お待たせ致しました。

Krushのタイトルマッチからここまで。

この2年ほどは拳成・魁成共に、怪我なども含め厳しく、悔しい経験を積んだ2年間でした。

その間にライバルたちが前進していること、仲間たちがジムの看板背負ってどんどん活躍しはじめていることに、並々ならぬ思いで燃えています。

何よりは自分のために、今年は二人にとってタイトルマッチなどの有無を抜きにしてもファイターとしての己を証明するための大事な年になってきます。

鳴り物入りでプロデビューを飾りそのままの勢いでかけてきた2人ですが、高校生からの地続きでやって来たこれまでから、プロの舞台で酸いも甘いも経験したことで、ある意味真の「プロ」としてのキャリアがここで幕を開けます。

今までは「どう勝つか」ばかりが先行していることも多かった2人ですが、これまで競り勝てなかった試合や負けてしまった試合にとことん向き合い、この期間は取り組んで来ました。

今回のKrushでは『一大会で拳成・魁成揃って勝つ』という実は今まで成し遂げられなかった大きなテーマもあります。

単なる一勝ではありません。沢山の意味が詰まったこの試合を是非楽しみにしていてください!

そして、海杜選手と陽勇選手のRISEコンビはこの2月に早々に闘いの舞台に。

RISEの20周年記念大会に2人揃って呼ばれて出場することは3Kとしても大きな意味を持ちます。

ランキング上では同じような位置につける2人ですが、海杜選手は昨年の黒星の分を取り返して上位に食い込んでいくためにも、陽勇選手は無敗のこの勢いで駆け上がるためにも、それぞれが負けられない闘いに挑みます。

K-1、RISE、KNOCKOUT…、3Kは選手が希望する団体へ分け隔てなく出場させています。

理想的な環境だと賞賛の声をいただくことも増えている一方、各団体で結果が出さなければ多方面から圧力が来るのもあっという間です。

事実、昨年などはやはり八方美人だと非難されることも無くはありませんでしたし、この先も増えていくことでしょう。

僕らとしても筋を通さない団体間の移籍などはそもそも考えておりません。しかしながら、選手の将来や未来を守るために、チームやジムが戦っていかなければいけないことも事実。

大人の都合だけでどこかの団体に選手が流れていくことが常態化すれば、団体毎の自浄作用は低下しますし団体と選手のパワーバランスはいびつなものになります。

その均衡を保って選手の将来や未来を守っていくためには、選手もチームも共に戦わなければいけません。

『結果』

今この2文字が何より求められていることは、上記の理由も含めた上で選手もチームも強く理解しています。
 
それ故、今年の3Kはどの選手も怪我などが無い限りハイペースで試合を行い、全力で結果を出すことにトライします。
 
ハイペースで試合を行っていけるだけのトレーニング、そして、結果をどれだけ残せるか、大いなるチャレンジですね。
 

まずは今日の虎太朗選手の一勝。

TEAM3Kとして、キックボクシングジム3Kとして、今年はいくつ勝ち星を積み重ねるか。

一個一個の勝利をしっかりと噛み締めながらも、どこまでいけるか是非とも期待していてください!