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小田尋久 試合直前インタビュー 【とにかくぶっ倒したい】

来る8月18日(日)、後楽園ホールにて開催される Krush.164 において、対 璃久 選手戦に臨む 小田尋久 選手に試合直前インタビューを実施致しました。




緊張度合いで言ったらいつも通り


インタビュアー(以下、Q))いよいよですね。プロキックボクシングキャリアでは初めての大きなタイトルマッチです。


小田尋久 選手(以下、小田))あんまりいつもと緊張感はそこまで変わらんっすね(笑)でもタイトルマッチだから「負けたくない」、「絶対取りたい」っていう気持ちはあるけど、緊張度合いで言ったらいつも通りの感じです。



Q. ではタイトルがかかってるとはいえ、1試合の延長上みたいな感じで捉えられているんですね。

 

小田)多分、自分的にはそう思っておいて、逆に変に力入るよりも自然でいられる方が自分の力を発揮できると思うんで、意識し過ぎずっていうのが良いのかなと思っています。

 


Q. プロのキックボクシングでの試合は9試合目となります。これまで8戦を戦ってきての感触はいかがですか?


小田)やっと前回の試合で思っていた動きが出せた分、ちょっと今までめちゃめちゃ硬かったんやなっていうのに気がついて。勿論前回の試合ぶりで完璧とはまだまだ言えないんですけど、試合中に閃いたこととかが出せた感覚があったのでそういう意味ではだいぶ合ってきたのかなとは感じます。試合の雰囲気自体にも慣れてきたし、良い緊張感を持ちながら試合に臨めるようになってきたと思います。



Q. 空手から転向してきた際の『別競技』みたいなハンディキャップや違和感、苦手意識みたいなものはもう無さそうですね。


小田)そうですね。多分空手時代からいろんな試合に出まくっていたので、試合自体に変に緊張するとかっていうことはデビューした時からおそらく他の人ほどはなかったと思うんですけど、『キックボクシング』、『K-1』ってなった時に、自分は思ってなくてもやっぱり身体は正直で強張ったり、ディフェンスの際に顔面へのパンチが痛いっていう意識が最初はあったりとか、受けであったりとか、っていうところで全然ダメだったので、それはだいぶ変わってきましたね。




「自分のやってきたことの正しさを見せたい」、「小田尋久の強さを見せたい」


Q. 話は少し変わるのですが、3Kでは山口翔大選手(前回の試合を以て独立し現在はトレーニングパートナーとしてTEAM3Kに関与)や陽勇選手は元JFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟)王者ということもあり、『空手界を背負って』のような意気込みがそれぞれの中で差はあれど度々発言だったりでも見受けられますが、原点に立ち返ると小田選手の中ではプロキックボクシング界に乗り込んできた際の動機や背負うもの、原動力みたいなものはなんだったのでしょうか。


小田)シンプルに「カッコいいな」、「あの舞台に立ちたい」っていうのはありましたね。空手にはプロの興行は無いですし、リングの上で試合をするわけでもないので『リングに上がって相手をぶっ倒す』というところに憧れを感じてここまで目指してきたのはあります。空手については勿論僕も空手好きですし、「空手家は強いんやぞ」っていうところはキックの世界でも見せたいと常々感じているんですけど、【背負って】という感覚ではなく、どちらかと言えば「自分のやってきたことの正しさを見せたい」、「小田尋久の強さを見せたい」って感じですね。

 


Q. キャリアの中で日本の大きなタイトルへの挑戦は初めてですが、大きな試合という意味ではフランスでビレット選手(ヨーロッパの大手キックボクシング団体GLORYのランキング3位)と対戦した試合も大きなものだったと思います。その時と比較しての緊張感などはいかがですか?


小田)あの経験はめっちゃデカかったと思いますね。あの経験が無かったら多分もうちょっと緊張してたというか、「やばい、タイトルマッチや〜」って何か変に考え過ぎてしまってたんちゃうかなと思います。

フランスでの試合はめっちゃアウエーだったし、盛り上がり方もめっちゃ凄かったんで、(興行としてはローカルだった)フランスのあのベルトよりは獲りたいベルトですけど、飲まれるみたいな感覚は有難いことにないですね。



Q. 試合の準備という点では何か普段違って意識していることなどはありますか。


小田)食事面もいつもと同じですし、減量も順調で、分析も行った上で作戦もしっかり立ててはいるので特に変えていることなどはないです。



Q. もうおはぎも発注済みですか?(小田選手は減量後のリカバリーに祖父母のお手製おはぎをいつも食べるのを習慣にしています)


小田)昨日丁度小豆を預けてきました(笑)




とにかくぶっ倒したい


Q. 相手の璃久選手についての印象を聞かせてください。

 

小田)喋りはめっちゃ関西人みたいな感じで、戦いも熱いタイプやなって思ってるんで、あんまりあっちの熱さに流されないでと自分がペースを握って試合は進めようと思っています。マッスルで貫きます。



Q.では小田選手の感覚的には勝敗のキーポイントや見どころはその辺りのペースの握り合い、どっちが自分のペースで試合を進めるかみたいな感じですかね。


小田)相手(璃久選手)は相手選手の苦手な戦い方をして勝つっていうタイプなんで、僕が嫌なように戦ってくるとは思うんですけど、それを逆に気にし過ぎていると自分の強みや良さが出にくくなってしまうと思うので、そこは注意しながら戦おうと思っています。



Q.どんな試合を見せたいという想いなどはありますか?


小田)とにかくぶっ倒したいですね。オラオラ系の璃久をリングでしっかり倒してベルトを奪って大阪へって気持ちは強いです(この試合の勝者はK-1大阪への出場が公に内諾されています)。



Q.最後に応援してくれる人や試合を見てくれる人にメッセージをお願いします。


小田)まず計量から僕のマッスル見てもらって、ちゃんとYouTubeで公開計量を見てもらってから、今度はちゃんとABEMAでスーパーウルトラマッスルタンクでぶっ倒す姿を見せるんで楽しみにしといてください。

その後地元の大阪で外国人選手をぶっ倒すっていうところまでが今年のゴールだと思っているので、そこまで駆け抜けます。楽しみにしていてください!





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