来る2月9日(日)、代々木第二体育館にて開催される K-1 WORLD MAX 2025 において、対 ヴィクトル・アキモフ 選手戦に臨む 近藤拳成 選手に試合直前インタビューを実施致しました。

楽しかった久々のK-1のリング
インタビュアー(以下、Q))2月9日の試合が迫って来ました。調子はいかがですか?
近藤拳成 選手(以下、拳成))めちゃめちゃ仕上がってきています。体重もあと5キロくらいなんですけど今結構水飲んでいるのであと調整してって感じですね。※インタビュー実施は2月1日
Q.今年1戦目ですが、去年は地元大阪でタイトルを取るなどで自力をつけてきてK-1に戻ってきた年でした。久々のK-1のリングはどうでしたか?
拳成)めっちゃ楽しかったです!やっと戻ってきた、戦うぞって感じで。
Q.楽しかったんですね。デビューの時も同じような感じだったんですか?
拳成)デビュー戦の時は緊張しかなかったんですけど、あの10月は「やっと来た」って感じでしたね。
Q.そういった心境でK-1のリングに立てた試合はこれまでも他にはあったんですか?
拳成)いや、なかったですね。初めてだった気がします。
Q.再デビューとも言える試合で良い感覚を得られたんですね。
弱い自分が出た時にその自分を超える
Q.前戦の対 林健太 選手戦は最初の2ダウンで見ている側はヒヤリともさせられたシーンありましたが、持ち直してのKOでこれまでの近藤拳成との違いを見せました。ご自身の中では過去と比べてどう差が出ましたか?
拳成)ボディで倒れた時はめっちゃ痛かったんですけど途中から痛み無くなって「ヨシ」みたいな…
Q.「ヨシ」で急に持ち直したんですか?(笑)
拳成)ヨシ、勝とうみたいな感じでずっと前向きだった感じです。自分の中で弱い自分が出た時にその自分を超えるのは前の試合もですけど、ずっと今自分の中で思うようにしているので切り替えてというか。
今までだったら「ヤバい、ヤバい」ってなってたと思うんですけど、それを「ヨシ、ここからどう立て直そう」って前向きに考えられるようになりました。
Q.弱い自分が出てきている時の自分も自覚出来るようになったんですね。林健太 選手は元K-1チャンピオンでもあります。向き合った時にこれまでの選手などと違いを感じるものはありましたか?
拳成)正直あんまり感じなかったですね。林選手がというよりは自分の方に集中していたんで。
Q.K-1のリングに戻ってきて、改めて今のキャリアでの一番の目標はなんですか?
拳成)直近の試合はK-1なんですけど、K-1・Krushのチャンスが巡ってきた方でまずベルトを獲りたいと思っています。
Q.直近の目標以外でもさらにその先のゴールまであったりもしますか?
拳成) 『誰もが認める世界一の強さ』を手に入れたいです。
ちゃんとした『強さ』を見せつけたい
Q.今回の試合はK-1では自身のキャリア初の対外国人選手戦です。K-1に戻ってくるまでの中で大阪ではカミロ選手と試合を経験しましたが、対外国人選手戦に対して日本人と試合することと比べて何か意識することはありますか?
拳成)リズムが独特なのと、外国人なんで日本人とは違う硬さですかね。見た目的にもゴツゴツしていてフレームも大きいので、自分の蹴った足とかパンチで自爆しないようには気をつけないとなと思っています。
Q.今回の対戦相手であるアキモフ選手は相性など含めどう分析していますか?
拳成)カウンターの選手だと思っていて、スピードはないんですけど自分のペースを崩さずやってくる選手なので、それに飲まれてペース持って行かれて判定負けになるか、自分がバスっと倒すかやと思っています。
Q.どんな試合にしたい、試合を見せたいですか?
拳成)10月は2回ダウン獲られてから勝ったから凄い、成長したみたいな感じだったと思うんですけど、今回はそうではなくちゃんと『強さ』を見せつけて、65キロのトップ戦線入っていけるように、「近藤拳成やるなぁ」って思わせられるような試合にしたいです。
Q.2025年の1試合目ってことで、今年は大阪でのKrushもありますが、この試合からはじまる今年の展望みたいなものはありますか?
拳成)まずはこの試合なんですけど、2月勝って、そのあと5月Krush出て勝って、年内にタイトルは獲りたいと思っているんでラスト10月とか秋冬に試合をやりたいと思っています。
Q.最後に応援してくれている皆さんに一言お願いします。
拳成)今年はベルトを絶対獲りたいと思っているんで期待しておいてください。

本インタビューはロイヤル・パートナーである 株式会社河村物流 様と 松本機工 様の提供でお届け致しております。